借り換えでトクするためのアドバイス

もう一度住宅ローンを組むようなものなので、借り換えをするのにも緊張してしまうのは当然。借り換えに際してよくある質問と、その回答を参考にしてみましょう。

 金利が低い今のうちに借り換えしたいと思います。民間ローンの借り換え商品はたくさんあるので、どれにしようか迷ってしまいます。借り換えの注意点などがあれば、ぜひ教えてください!
借り換えた際の金利差が大きければ大きいほど、またローン残高が多ければ多いほど軽減額も大きくなります。ただし、必ずしも効果があるとは限りません。借り換えで得をするケースとして、以下の3つが当てはまります。>>借り換え3か条を参照
  1. その1.金利差1%以上
  2. その2.住宅ローン残高が1000万円以上
  3. その3.返済の残期間が10年以上
この3つをクリアしていることが目安です。 金利が少しでも低ければ借り換え、というわけにいかないのは、借り換えには諸費用が必要だからです。新たにローンを組むときのような手続きが必要ですので、相応の出費がかかります。場合によっては、軽減された返済額よりも借り換えに要した諸費用のほうが高くつき、損してしまうことも。諸費用を支払ってもメリットがあるのかどうか、見極めることが重要です。
 住宅ローンを申し込んだときのように、ローンを借り換えるときにも必要な諸費用ってあるのでしょうか?あるのでしたら、その内訳と、おおよその費用を知りたいのですが。
再び新たなローンを組むことになりますので、抵当権設定などの登記費用、登録免許税、印紙税、ローンの保証料、事務取扱い手数料、司法書士への報酬、団体生命保険料や火災保険料など最初にローンを組んだときとほぼ同様の必要経費がかかります。また、現在ローン返済中の金融機関には「全額繰上げ返済手数料」を支払う必要があります。
借り換え手続きの内容と必要な諸経費は、金融機関によって異なりますが、ある都市銀行を例にとると、3000万円を借り換え、返済期間を30年と設定した場合にかかる諸費用は80万円前後。それだけの費用がかかってもメリットが得られなければ、借り換えの効果は期待できないといえるでしょう。
 固定金利選択型の民間ローンの借り換えを検討しています。一度転職したために、現在の自分の年収は、ローンを組んだ当時を下回っているのですが、それでも借り換えできますか?
借り換えの際も、新規ローンを組むときと同様の審査があります。年収、年齢、勤続年数などの諸条件などが主な審査項目。借り換えの場合には住宅ローンの返済状況、担保物件の評価額も合わせてチェックされます。
借り換えの融資条件は金融機関によって異なりますが、年収に占める年間の返済額の割合(返済負担率)が設定基準を下回っていたり、その他の条件を満たさなかった場合には借り換えできないこともあります。 また、購入した物件の担保価値が購入時より下落し、融資希望額が担保物件の価格を上回った場合には融資不可となるケースも。ただし最近では、本人に十分な返済能力があるとみなされた場合には融資してくれる金融機関もあるようです。
 フラット35でも借り換えができると聞いたのですが、本当ですか? 実はフラット35自体、よくは知らないのですが……。
フラット35は、元々住宅金融公庫が、民間の金融機関と提携して提供されていた住宅ローン商品。現在は住宅金融公庫が廃止となり、住宅金融支援機構が引き継いでいます。最長35年の長期固定金利、保証料、繰上げ返済手数料が無料という特徴があります。
当初はフラット35は借り換え商品として提供されていなかったのですが、フラット35(保証型)というプランが誕生し、一部の金融機関での借り換えも可能となりました(詳しくは>>フラット35への借り換えへ)。
 住宅ローンの借り換えで、実際どのくらいの金額、節約できるものですか?
借り入れ総額やプランによって大きく異なってきますので一概には言えません。ただ、返済期間が長期にわたる住宅ローンでは、金利の少しの差でも、総返済額は大きく違ってくるもの。たった0.1%の違いで、総返済額が100万円違ってきたりもするのです。 借り換え後のイメージを知りたい場合は、金融機関に連絡をとり、実際に今のプランと新しいプランでどう変わってくるのかシミュレーションを依頼してみると良いでしょう。それが納得できる内容であれば、ぜひ借り換えを検討してみてください。

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